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定着させよう毎月29日は肉(牛肉)の日を
茨城県常陸牛振興協会 事務局長 谷口 勇


   

 今年の夏も猛暑が全国を席巻しましたね。大げさに言うと全国民が熱中症や体調維持に苦労されたかと思います。この時期の対処法には,こまめに水分補給をしたり,栄養を充分摂り自己防衛に努めることが肝要かと思います。
 小職もキリンラブスポーツという熱中症対策飲料を飲んで,時々常陸牛を食べて何とか乗り切れそうです。前置きが長くなりましたが,今年の土用の丑の日は7月29日でした。メディアが一斉に絶滅危惧種の日本うなぎを取り上げ,映像が氾濫していましたね。この日にはうなぎを食べる習慣が,江戸時代から続いている文化として,しっかり定着しているのが伺えます。
 そこで,2年前から土用の牛の日には牛肉を食べようをキャッチフレーズに県庁のひばり食堂を中心に常陸牛丼を提供してまいりました。マスコミにも取上げていただき,また,夏休み期間中なので親子連れの方も年々増えて来ました。県職員の皆さんからも大変好評で支持していだだき,土用の牛の日週間を楽しみにしてくれるようになりました。因みに今年は7月28日〜8月1日までの5日間実施しました。ほかに中央食肉公社,JA農村研修館,坂東太郎等に協力していただきました。7月29日は語呂合わせで肉の日にも重なりました。毎月肉の日の29日は年間12日あります。
 そこで,当協会でも「毎月29日は肉(牛)の日」ののぼりを作り,販売指定店や推奨店を中心に店頭や道路沿いに掲げてPR活動を展開したいと考えています。メディアにも積極的に働きかけたり,各種イベント等でも掲げPRして良い意味で消費者を洗脳して行きたいと思います。
 併せて県をはじめ行政・生産団体の皆さんにも,賛同していただき,本県全体で盛り上がるような展開にして行きたいなと考えています。
 異業種のすし業界にも「あぶり牛すし」や「ローストビーフ」等メニューの提案をし新たな需要の掘り起こしを図ってまいりたいと思います。
 29日と言えば肉の日,牛肉の日と誰もが認識を共有出来るまで,粘り強く活動して行きましょう。紹介が遅れましたが,当協会の活動に対しまして,キリンビール蒲lおよびキリンビバレッジ蒲lが物心両面で支援をしていただき,改めて紹介すると共に今後ますますパイプを太くして行き,相互依存でお互いがプラス効果がでるように取組んでまいりたいと思いますので,応援よろしくお願いします。