
5年目を迎えた「ミルスタ」は,エクセル・水戸駅南北通路において堂々の風格が出てきて馴染んでいるように感じます。
水戸ステーション開発株式会社エクセル・エクセルみなみ水戸駅ビル(店舗数163店舗:本館112店舗・みなみ51店舗)の中でも水戸駅の活性化の景観として目立つ存在となりつつあります。
エクセルの店舗を構えた水戸駅ビルは30周年を迎え,水戸市の4つの大きなプロジェクト(市役所の現在地への立て替え・市民会館の芸術館近くへの立て替え等)が予定され,水戸市の人口増,水戸駅乗降数増,水戸駅周辺のマンション建設等,新たな人の流れがビジネスチャンスになる。今後も水戸駅ビル自体が活気に満ちあふれるマーケット情報にあるとしております。
2015年6月7日付け茨城新聞日曜版テイストで紹介された「ミルスタ」は,時期が・毎年6月が牛乳月間・6月1日を牛乳の日とした関連記事とはいえ,新聞により掲載されたことは「ミルスタ」をアピールでき,〔ほっとするひととき,牛乳を身近に感じて〕は,5年目を迎え県内に更なるPRができたものと考えております。
その効果や,当初からの3名,大学生7名のスタッフの評判もよく,この新聞掲載以来売り上げが伸びていることは事実であります。
一方で,2015年6月8日,平成26年度茨城県畜産大賞の表彰式が開催され「ミルスタ」が最優秀賞(地域振興部門)として表彰されました。
表彰内容は,県産牛乳・乳製品をPRする拠点として,県民の健康増進に貢献。であって,その表彰額は「ミルスタ」に掲示してあります。
地域と共にの「ミルスタ」は,次のような「ミニミルスタ」として活動しております。
(一社)茨城県畜産会館が位置するのは,くろばね商店会の一画。先日の水戸黄門まつりに合わせて2001年から実施してきた「ワイワイくろばねフェステバル」は,毎年「ミニミルスタ」として参加。毎月の「くろばねまつり」にも毎月参加し地域に根ざした畜産会館は,牛乳・乳製品の消費拡大に貢献しております。
内閣府が2014年補正予算で経済対策と地方創生を目的に打ち出した「地域消費喚起・生活支援型」の「プレミアム商品券」は多くの市町村で実施され,水戸市における取扱店一覧の飲食業のミルクスタンド「ミルスタ」の記載や,茨城県〔いばらきプレミアム商品カタログ〕チラシの配布場所であったり,直近では県販売流通課からの依頼による9月からの「いばらき秋梨『旬・どまんなか』フェア」に参加し「いばらき秋梨シェイク」の販売が始まります。
近年における「ミルスタ」の夏場の売れ筋は,多くのメニューの中でダントツに多いのが5月からスポット販売し,9月まで販売した季節メ
ニューである茨城町産メロンを材料としたシェイク(Mサイズのみ230円)で,この時期8割の売り上げを占めます。
「ちくさんフードコレクション2015inいばらき」は,2015年9月26日(土)・27日(日)と茨城県三の丸庁舎特設会場で開催され「ミニミ
ルスタ」として参加します。
先日開催(8月22日〜25日)の第35回茨城県ちびっ子野球選手権大会冠名:のび伸びミルクカップには,今回で8回目の協賛。開会式に行う牛乳の提供も一つの「ミニミルスタ」で,選手達が牛乳をグイッと飲み干し「おいしい」と礼儀正しく挨拶するその一瞬は感動そのものであります。
正に,子供達が健やかに育つことを願う牛乳のパワーであって,協賛してよかったと感じる一瞬でもあります。 この様に今や「ミルスタ」は単に物を売る場所ではなく,色々な広報の場にもなりつつあります。
ミルクスタンド「ミルスタ」は,あなたのそばのミルクスタンド事業(平成21年10月茨城県補正予算)として水戸駅南北通路に設置。
設置当時の状況は,飼料高騰を始めとする生産資材の値上がりが生産費の高騰を招き,危機感を持っての「全国酪農民総決起大会開催」からの,生産者乳価の値上げが,牛乳の小売り価格引き上げに牛乳消費がどう影響するのか,雇用創出基金の活用もあっての設置にありました。
以来,特に学校給食が途絶える高校生に対してのピークボーンマス(最大骨量)への周知や,骨粗鬆症への予防や牛乳の効果を発信できる場。そして県産牛乳・乳製品の発信拠点として,県民の健康維持やその「価値」を「ミルスタ」によって酪農乳業の発展に寄与することができる
とし,本事業を実施してまいりました。
現在の日本は,超高齢化社会や人口減少社会の到来の中で,大きな転換点を迎えており,酪農への理解は醸成しつつも,牛乳・乳製品の消
費拡大対策の強化は必要なもの。地方初の「ミルスタ」は,新しい消費拡大として実務的なもの。国,関係団体,各乳業社が連携しながらの消費拡大対策もより実務型として必要ではないでしょうか。
尚,「ミルスタ」の売り上げの推移としては26年度が最高の売り上げ(前年比108%)にあり,本年8月までの売り上げは前年比114%にあり
ます。
まだまだ「ミルスタ」を知らない人達がたくさんいます。新聞記事や各事業への協賛等は来店につながり,何か「ミルスタ」からのヒット商品や,県のブランド力事業からの取り組みによる新商品の開発は牛乳の消費拡大を行うにあたって必要なことと考えます。
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