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茨城県農業大学校で畜産を学ぼう!! |
茨城県農業総合センター 専門技術指導員 加藤 康明 |
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茨城県立農業大学校は,明治45年の県立農事試験場練習生制度が始まりで,100年を超える歴史があり,これまでに8千人の卒業生を送り出しています。その多くは,農業経営者として活躍されているほか,農業団体,地方公共団体,農業関連産業に就職され農業を支えています。
平成21年度に専修学校となってからは,4年制大学への編入学,奨学金の活用,国民健康保険の納付特例なども可能となり,卒業生には専門士が付与されています。 キャンパスは,農業部がある長岡キャンパス(茨城町)と園芸部の岩井キャンパス(坂東市)の2か所に分かれており,畜産学科は長岡キャンパスにあります。 ![]() ![]()
茨城県立農業大学校には,養成課程(2年間)と研究課程(2年間)があります。
養成課程では,農業部(畜産学科,農学科)と園芸部(園芸学科)にわかれ,講義,実習,先進農業派遣実習,プロジェクト学習などをとおして,農業の知識を学ぶことはもとより,その知識を活かし,自ら問題を解決する実践的学習を行っています。 また,養成課程卒業後,更に高い知識や能力を身に付けたい学生には,研究課程(研究科)が用意されています。研究課程では,本校での講義と研究機関や農業法人での就業体験などを通して,高い実践力や経営力を身に付けることができます。 ![]()
農業部畜産学科は,一学年あたり定員10名です。畜産学科には,乳用牛のホルスタイン種とジャージー種,肉用牛では黒毛和種の計3種の牛が飼養されています。学生たちは,牛の観察に始まり搾乳を主体とした飼養管理技術や自給飼料作物生産のための大型農業機械操作技術,有機肥料生産技術を学んでいます。また,畜産加工実習では,自ら搾乳した牛乳から乳製品加工など畜産物の加工技術が習得できるほか,在学期間中に家畜人工授精師の資格や家畜商免許を取得する指導も実施しており,卒業後の営農や就職に役立つ充実したカリキュラムです。
![]() 写真:茨城県ブラック&ホワイトショウ参加 ![]()
農業大学校の校内を探検!,1日学生になって模擬授業を受けたり,実習や実験が体験できます。
茨城県立農業大学校を知りたい,入学してみたいと考えている方はぜひ一度,オープンキャンパスに参加してみてください。 平成26年度は全4回(農業部2回,園芸部2回)のオープンキャンパスを開催しています。 農業部(畜産学科)は長岡キャンパス,園芸部は岩井キャンパスにて開催しています。 ![]()
オープンキャンパスや入学試験についての詳細情報や申し込み方法は,直接,農業大学校へご確認ください。
茨城県立農業大学校 入試事務局 担 当: 庶務部長兼庶務課長 友部 一男 電 話: 029-292-0010 F A X: 029-292-0903 ![]()
養成課程は,推薦入学試験と一般入学試験を行っています。
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畜産茨城
平成26年7月号目次 1.里美共同模範牧場 2.里美共同模範牧場案内夏期入牧の募集 3.大子町アグリネットワークへの支援や和牛生産振興について 4.茨城県農業大学校で畜産を学ぼう!! 5.家畜商講習会を開催します 6.「配合飼料価格安定制度」の見直しについて 7.「茨城県飼料商組合」講演会の開催概要 8.NOSAIの損害防止事業について 9.豚舎汚水からのリン回収技術についての研究 10.「常陸牛」が贈呈されました |
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