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NOSAIの損害防止事業について |
茨城県農業共済組合連合会 家畜課 鯉沼 雅巳 |
家畜共済事業は,飼養家畜が死亡,廃用,疾病及び傷害による損害を被った時に共済金を支払うという事業と損害の未然防止及び拡大防止を図り農家経営の安定を目指す損害防止事業の両輪で運営しています。
損害防止事業は昨年開設した家畜診療センターを中心に実施しています。以下に平成25 年度の事業実績を紹介します。 @一般検査 血液生化学的検査及び細菌同定検査等を実施し,具体的な飼養管理指導対策ができました。 20戸,681頭 ![]()
A検査・指導による予防処置
内外寄生虫駆除及び金属異物除去等を実施し,予防意識の向上と事故低減に貢献できました。 97戸,7,853頭 Bバルク乳細菌検査 検査結果を活用することにより,乳房炎多発等の農場に具体的な搾乳衛生指導対策ができました。 52戸,226回 C薬剤等による損害防止事業 個々の農家の事故発生並びに近況の事故状況を勘案し,適切な薬剤等を薬事法に基づき交付を行いました。また自ら事故の未然防止と損害の発生及び拡大防止に努めている加入者に対して,損防活動費を交付しました。 339戸,220,598頭 ![]()
D飼養衛生管理巡回指導
専門獣医師による飼養衛生管理指導を実施しました。 3戸,7頭 Eその他に,国の助成を得て,対象家畜を乳牛,対象疾病を繁殖障害,周産期疾患,乳房炎,運動器疾患に限定し検査及び処置を実施しました。 11戸,320頭 ![]()
今年も引き続き,これらの損害防止事業を実施し,畜産農家の事故発生の未然防止と経営安定に努めていきたいと考えておりますので,よろしくお願い致します。
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畜産茨城
平成26年7月号目次 1.里美共同模範牧場 2.里美共同模範牧場案内夏期入牧の募集 3.大子町アグリネットワークへの支援や和牛生産振興について 4.茨城県農業大学校で畜産を学ぼう!! 5.家畜商講習会を開催します 6.「配合飼料価格安定制度」の見直しについて 7.「茨城県飼料商組合」講演会の開催概要 8.NOSAIの損害防止事業について 9.豚舎汚水からのリン回収技術についての研究 10.「常陸牛」が贈呈されました |
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