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平成23年度 > 5月号 : 経営訪問「ドリームファーム」を訪ねて |
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常総市の黒毛和種肥育一貫経営の「ドリームファーム」を訪ねました。
肥育牛経営は肥育素牛導入費、配合飼料費、牛肉価格の市場相場の変動によって経営収支が大きく左右され、経営努力による生産コスト削減可能割合は極めて少ないと言えます。
そこで経営に繁殖部門をとり入れ、技術面、資金面での困難を克服し、耕畜連携による飼料稲や牧草生産、放牧利用等に取り組み低コスト生産を可能にした常総市菅生町の佐藤宏弥さんの経営する「ドリームファーム」を紹介します。
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(単位:頭,ha,円,%) |
経営の推移 | 家族構成 | 飼養頭数 | 飼料生産確保 と 利用状況 |
子牛生産費 (肥育仕向時) |
肥育牛販売成績(H22) | ||||||||
販売 頭数 |
販売価格 | AB4以上率 (常陸牛率) |
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乳用種肥育(S50)〜 交雑種肥育(S58)〜 黒毛和種肥育(H7)〜 黒毛和種一貫肥育(H15) |
本人 妻 長男 (後継者) |
繁殖成雌牛84 肥育牛112.3 |
飼料稲WCS 14 (立毛放牧1.5) 牧草地3.0 放牧地8 稲わら収集水田30 |
239,713 | 53 | 855,157 | 81.1 |
「ドリームファーム」のドリームを問いましたら「目標・希望・夢を持って経営に取り組めば「苦」も「楽」となる」が経営哲学だそうです。
過去、県内でも幾人かが、一貫経営にチャレンジしましたが実現に至りませんでした。 本県に黒毛和牛が導入され52 年、常陸牛誕生以来34 年を経過し、まさに今の時代にあった耕畜連携型の黒毛和種一貫経営に相応しいモデル的肉牛経営が定着し注目されています。 ![]()
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