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平成22年度 > 3月号 : 平成22年度茨城県自給粗飼料生産コンクール開催される |
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平成22年度茨城県自給粗飼料生産コンクール開催される |
茨城県畜産協会 |
茨城県畜産協会主催による平成22年度茨城県
自給粗飼料生産コンクールが開催されました。
コンクールは、飼料作物の生産利用技術等の優 秀な事例を県内から選定・表彰することを目的と し、今年度は飼料イネ、トウモロコシ、牧草の3 部で開催しました。 県内各地の畜産農家及び耕種農家,飼料生産受 託組織から出品された29点についてサイレージ の現物官能審査、成分評価を行い、飼料作物の収 量や生産利用技術等の状況を加味し、入賞3点が 選定されました。 審査講評では、山田和重審査委員長(茨城県畜 産センター長)より、昨年の夏は記録的な高温少 雨であり,飼料イネ,トウモロコシの栽培にはや や不利な環境でしたが,平年並みの収量があげら れており、サイレージの発酵品質と成分値につい ても概ね良好で、各出品者とも自給飼料生産に積 極的に取り組んでいることがうかがわれたと評価 されました。 結果、最優秀賞には飼料イネを出品された稲敷 市の本新草地利用組合が選定されました。当事例 は、官能審査および飼料成分で高得点を獲得され た他,利用畜産農家との連携を図り,たい肥の投 入を行う等、大規模生産の取り組みが高く評価さ れました。 今後更なる自給粗飼料の生産技術の向上、耕種 部門と畜産部門の相互の連携強化を通じて、良質 粗飼料を安定的に生産供給に向けた取り組みに期 待したいと思います。 ![]() ![]() ![]() |
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