本年3月に現場後代検定が終了した「北国関7」は、その格付成績全体の4・5率が80%と抜群であったことから、すでに凍結精液の引き合いも多く、各方面から期待が高まっています。
「北国関7」は東茨城郡城里町(旧常北町)の関澤早苗さんの生産で、平成14年5月9日生まれの、働き盛りの種雄牛です。血統に関しては、父牛が「平茂勝」、母の父が「北国7の8」という、いずれも肉質・肉量を兼ね備えた名牛の組み合わせになっています。
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また、平成20年4月時点で育種価を推定した結果でも、枝肉重量で+65.610s、脂肪交雑がBMSで+2.279と、これまでの県有種雄牛のレベルをはるかに上回る数字を示しました。ロース芯面積やバラの厚さなどについても申し分のない育種価が推定されており、今後の活躍が大いに期待されます。
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