地場産等の食材を取り入れた平成19年度創作料理発表会、地域大会を12月1日に開催しました。
この発表会は、一般消費者を対象として創意と工夫に富む食肉料理の開発及び普及促進を図る目的で毎年開催しています。
最優秀者は、本県を代表して全国創作料理発表会に出場することになっています。(平成16年度には、本県の代表者が全国料理コンクールで栄えある最優秀賞を受賞)
今年度も、一般消費者から沢山の応募が(33名)ありましたが、調理会場の設営等に限界があるため、やむを得ず書類審査を行い厳選の結果、9名の料理通が調理技術等の腕前を競い合いました。応募をいただいた皆様方に厚くお礼申し上げます。
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発表会は、国産牛肉や豚肉をメインにした一品料理を1時間以内に創作し、料理専門家、行政、関係団体、食肉小売販売業者から選任された6人の審査員に、「アイデア・普及性・独創性・地域性・美味しさ」などの視点から審査をお願いいたしました。調理実技の終了後、作品の出来栄えを評価しながら、それぞれの自作の試食も兼ねて味や調理の良し悪しを丁寧、かつ慎重に審査され、特に、本年度は実力拮抗し僅少差で接戦を制し、最優秀賞1名(全国大会出場)、優秀賞1名が選出されました。
審査員を代表して学校法人「斉藤学園」副校長の斉藤和子先生から「毎年、若い人の応募が多くなってきています。料理技術が一段と向上し、創作力も高まり喜ばしい限りです。今回は、実力伯仲のなかで経験豊富な方が実力を発揮したようです。全体的に、味付け不足の解消・仕上がり状態を引き立てる点に工夫と研究の余地があり、次回の成果を期待しています。料理上達の秘訣は、日頃の研究心と興味を持って取り組むことが大切です。発表会は、こうした人ほど結果を伴った納得のいく作品を創作することができることを知っていただき、今後も挑戦し続けていただきたい。」との講評をいただき無事終了しました。
〇入賞者
・最優秀賞 関根早苗(大洗町)
作品名:みんな大好きふるさと産
食材(地場産):豚肉・蓮根・里芋・牛蒡
・優秀賞 田上絵里佳(境町)
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