10月26日(金)につくば市のホテルグランド東雲において、茨城県畜産研究会(以下「研究会」)創立50周年記念シンポジウムが、消費者、生産者など300名近い出席のもと、「畜産物の安全・安心:最新科学の視点」をテーマに、研究会、東京大学、茨城大学が主催して盛大に開催されました。
 挨拶として中村研究会長から、産・官・学による共同研究・情報交換をいち早く行ってきた研究会活動状況などが報告され、大野茨城県畜産課長から本県畜産の農業改革や安全・安心の取り組みなどが説明されました。
講演やパネルデスカッションでは活発な質疑応答が行われ、時機にあった催しでありよかったとの声が多く聞かれました。

 講演内容
・「安全と安心を担保する畜産物自給率向上」
                    家畜改良センター理事長 矢野秀雄氏
・「これからの日本人の畜産物・食品を考える」
                    東京大学教授 局 博一氏
・「科学で証明する畜産物の安全性」
                    東京大学教授 吉川泰弘氏
・「消費者の目から見た畜産物の安心」
                    いばらきコープ生活協同組合理事長 佐藤洋一氏
・「畜産物の安全と消費者の信頼確保」
                    農林水産省畜水産安全管理課長 境 政人氏