去る5月25日(金)石岡市根小屋の茨城県畜産センターにおいて、第50回茨城県畜産研究会が開催されました。シンポジウムに先立ち第50回茨城県畜産研究会総会が開催され、中村 豊会長から、皆様方のご支援ご協力によりまして、50周年を迎えられましたことは誠におめでたいことであり、今後とも畜産経営・技術の改善と本県の畜産の振興に寄与してまいりたいと挨拶がありました。
  続いて、中村会長が議長となり、議事に入り @平成18年度事業報告及び平成18年度収支決算報告について A平成19年度事業計画及び平成19年度収支予算について B50周年事業について C会則の改正についてを提案し、全会一致で承認議決されました。
  シンポジウムでは、三課題の発表がありそれぞれ熱心に意見交換が行われました。

1.乳牛関係
『発育促進による初産分娩月齢早期化技術』
話題提供者 茨城県鉾田地域農業改良普及センター
                                                主任 石井 貴茂
座   長 茨城県畜産センター酪農研究室長 関 俊雄
2.豚関係
『新系統豚ローズL−3造成に向けて』
話題提供者 茨城県畜産センター養豚研究所
                                  主任研究員  海老沢 重雄
座   長 茨城県畜産センター養豚研究所
                                        育種研究室長 大石 仁

3.鶏関係
『畜産食品の機能性研究に関する最近の動向』
話題提供者 茨城大学農学部准教授      宮口 右二
座   長 茨城県畜産センター養鶏研究室長 礒 政男

50周年事業については、「畜産物の安全・安心:最新化学の視点」をテーマとして市民公開シンポジウムを開催計画しています。
・日時:平成19年10月26日(金)午後1〜5時
・場所:茨城県つくば市小野崎涌井  「ホテルグランド東雲」