審 査 風 景   最優秀賞作品

 平成17年度茨城県牛乳消費拡大事業ポスターコンクールを開催しました。国民栄養調査によると、栄養素のうち唯一カルシウムが毎年所要量を下回っています。これを改善するため、本事業はポスターを通じて児童・生徒や広く県民にカルシウム供給源としての牛乳について理解を深めることを目的に実施しています。最優秀作品は牛乳パック等に掲載することにしています。
 県内の小中学校にポスターの募集をお願いしたところ、小学126校、中学48校から合わせて1,957点の応募がありました。ご協力いただいた学校関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。
 作品の審査を9月20日に行いました。審査は県芸術祭審査員をはじめ多くの役職を務められている洋画家の小野瀬進先生にお願いしました。先生は作品を一枚一枚慎重に鑑査され、入賞5点、佳作各学年3点を選定されました。
 先生から「昨年より出品点数が増え、特に中学生の出品が増加したことを大変うれしく思いました。内容も牛乳をいろんな角度からとらえ、見る者に牛乳の大切さを強く訴える作品が多くなったことも喜ばしい限りです。今回は特に小学低学年と中学生によい作品が目立つたようです。今後の課題として、ポスターは文字と絵の効果的なバランスと、余白のとり方の工夫が大切であるということを考えて欲しい」との講評をいただきました。

入 賞 者 一 覧
最優秀賞 水戸市立第三中学校3年 片岡 磨美
優 秀 賞 かすみがうら市立新治小学校3年 茅場 由紀
優 秀 賞 つくば市立手代木中学校3年 田中明日果
優 秀 賞 かすみがうら市立志筑小学校2年 吉田 智哉
優 秀 賞 那珂市立菅谷西小学校2年 高橋 佳奈