
仲秋の候、皆様方におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、私こと7月末に開催されました臨時総会において会員の皆様からご推挙いただき、会長に選任されました。
前会長の廣木ュ氏は、畜産関係4団体の再編統合による協会の設立にご尽力されるなど本県農畜産業のリーダーとしてご活躍されました。後任としては責任の重さに身の引き締まる思いをいたしているところでございます。
当協会は、行政の補完的役割を担っており、指導事業をはじ
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め、価格安定対策や生乳検査業務等幅広い事業を展開しております。もとより微力ではございますが、本県畜産団体の中核として、皆様の期待に応えられるよう専心努力をいたす所存でありますので、特段のご指導、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、畜産を取り巻く状況ですが、BSEに起因する米国産牛肉の輸入解禁問題、外国から入ってきたと思われる高病原性鳥インフルエンザの発生、また、年末には山場を迎えるWTO農業交渉、タイをはじめとしたFTA(自由貿易協定)の拡大など畜産経営に大きな影響を及ぼす国際的な動き、課題が山積しております。
このようななか、本県畜産が一歩でも前進するためには、経営者自身の目標達成に向けた努力とともに、畜産団体といたしましても我々に課せられた役割を、今まで以上に確実に誠意を持って担
っていかねばと考えております。
今後とも皆様のご支援を賜りますとともに、ご健勝を心からお祈り申し上げまして就任のあいさつとさせていただきます。
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