●飲水器の設置
 飲水器はゲート近くに設置すると、牛の観察・捕獲・給水の際に便利です。飲水器の周辺は牛が集まるので、踏圧による泥濘化が起こりやすいので排水には注意しましょう。
 肉用牛研究所では水を500gの農業用タンクで運搬し、容器に移し替えて飲ませています。泥濘化防止及び水質保全のため、農業用タンクとフロート(止水弁)をホースで繋ぎ飲ませている例や水路から落差を利用して引水して飲ます例もあります。
 【参考】黒毛和種繁殖牛の飲水量:1日1頭当たり最大45g



飲水器周辺の踏圧による泥濘化



飲水器 【肉用牛研究所】



飲水施設(フロートを利用) 【山口県畜産試験場】



飲水施設(水路から落差を利用して引水) 【山口県畜産試験場】