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常陸牛をもっと身近に感じてもらうために
茨城県常陸牛振興協会
事務局長 谷口  勇

   昨年の3.11の大地震と福島原発の事故から 間もなく1年半になりますが,被災地の復興に はまだまだの感があり,スピードが求められて います。
 本県の牛肉の消費流通にも,大きなダメージ を受け,影響から回復しきれていないのが現状 かと思います。加えて,我が国の景気動向はヨー ロッパの金融不安等の影響を受け,生活防衛に 拍車がかかっています。
 このような中,高級ブランドである「常陸牛」 をより多くの県民の皆様に,より身近に感じて もらい,消費行動に結びつける提案が必要と感 じていました。企画のひとつに,今年はうなぎ の価格が高騰していて,土用の丑の日の定番メ ニューのうな重やうな丼を大幅に値上げせざる を得ないとの情報を得て,この機会に土用の丑 日に牛肉を食べて親しみを感じてもらおうと考 えました。


 幸い,キリンビールの子会社であるキリンビ バレッジ�鰍ェ特保のコーラを発売し,飲むこと により脂肪の吸収を抑制する効果をうたい文句 に人気が出ていました。これは,バーベキュー や焼肉との相性が抜群と感じ,協会として今後 のPR活動を共同して行きたい旨をキリンに提 案し,受け入れていただきました。
 早速,土用の丑の日の7月27日に照準を合わ せ,県庁のひばり食堂で常陸牛丼を食べてもら う企画を県畜産課と県生協に提案し受け入れて もらいました。
 その内容は月曜日から金曜日の5日間連続で, 1日100食を500円で提供し,さらに全員にキ リンの特保のコーラを1本つけるお楽しみ特典 を用意しました。リピーターを期待するため, 毎日常陸牛レトルトカレーを20名様に,三角ク ジを引いて当たる特典を加えました。
 周知するため来庁する県民に対し,2階のエ ントランスホールに牛丼フェアをPRするコー ナーを,7月初旬から設置し,牛丼のバナーや のぼりは,人の目を引き効果がありました。
 いよいよ牛丼フェアの初日の7/23(月)が 到来し,出足を心配しましたが,食べにくる人 が順調に集まり,100食は1時間30分以内で完売しました。食堂で食べている人に感想を聞い たところ,「牛肉がやわらかくおいしい,外食の 牛丼とは比較にならないほどレベルが高い。」 「コーラやレトルトカレーのプレゼントはサプラ イズでよかった。」
 年配の女性は「明日は孫を連れてくる」と言 いリピーターが増えました。
 間もなく秋の収穫時期たけなわとなり,新米 も出回るようになるので,新米と常陸牛の組み 合わせでイベントを行い,さらなる常陸牛の認 知を図るよう頑張ってまいりたいと思います。
 キリンビールが9月10日から10月末まで選 ぼう日本と題し,全国47都道府県の産品を各1,000名様にプレゼント,全国で47,000名にプレ ゼントする企画を実施します。茨城県からの消 費者プレゼントは今年も常陸牛が選ばれました。 常陸牛を全国にPRするチャンスと考えています。
 これからも,キリンビール・キリンビバレッジ 様と手を組んで消費宣伝に取り組んでまいりま すので,皆様方の応援よろしくお願いいたします。