10月14日(金)、茨城町、JA
全農いばらき子豚市場において第
54 回茨城県種豚共進会が開催さ
れました。今回は5市町村、7名
の方から42 頭の出品でした。出
品内訳は1部1類の若齢個体には
ランドレース10 頭、大ヨークシャー
2頭、デュロック8頭で、1部2類
の若齢組出品は5組10 頭(ランド
レース2組、大ヨークシャー1組、
デュロック2組)、2部のF1につい
ては12 頭でした。

名誉賞受賞の高橋清さん(神栖市)
成績につきましては、最高位である名誉賞の1席に
神栖市の高橋清さんの出品豚で若齢組出品の大ヨー
クシャー雄が選ばれました。
この組は発育が良く、体のバランスも理想的で骨量
に富み、肢蹄良好、組としても揃っており、申し分な
い組出品の雄でした。
2席には那珂市の上金幸広さんの出品豚で若齢組
出品のデュロック雄が選ばれ、3席には神栖市の高橋
三郎さんの若齢個体のデュロック雄が選ばれました。
共進会終了後に行われたオークションにつきまして
は、購買者が30 名程度集まり、活気あふれるオーク
ションとなりました。最高値は神栖市の高橋三郎さん
が出品したデュロック雄が16 万8千円で競り落されま
した。成立率は90.4%(42 頭上場中38 頭が成立)
で前回の87.5%を上回りました。
 名誉賞1席
 名誉賞2席
 名誉賞3席
豚枝肉相場が、昨年より早い9月中旬から下げ始め
たため、オークションの相場が心配されましたが、前
年と比べても高い結果となりました。(前回平均税込
単価64,521 円、今回平均税込単価79,219 円)。
種豚生産者の高齢化などのより、毎月の種豚オーク
ションにつきましても、以前より出品頭数は減少傾向
にありますが、種豚生産者は購買者のニーズに合うよ
うな種豚改良に取組み、能力の高い優れた資質の種
豚を生産しておりますので、今後とも種豚オークション
を利用して種豚の導入をしていただきたくお願い申し
上げます。また、第54 回の茨城県種豚共進会が無事
終了できましたことにつきまして、出品者の方々をはじ
め、関係者の方々にお世話になりましたことをこの場
をお借りしてお礼を申し上げます。
|