未曾有の東日本大震災や福島第一原発事故に伴
う放射能汚染は、県内酪農生産者において約一ヶ
月間生乳を自ら廃棄するという事態となりました
が、解除後も検査を続けており現在も安全・安心
な牛乳の供給を続けております。
牛乳普及事業活動は、体の中から調子を整え
生活習慣病を予防する「牛乳ってスゴイ」とした
科学的効用をエビデンスにシフトし、牛乳の三次
機能で「すこやかに暮らそう」をキャッチフレーズ
に・免疫力UP に効果的・便秘の解消をサポート・
肥満防止の強い味方に・骨の健康を守るの「四つ
の健康力」を代表例として、毎日の生活に取り入
れられるようPRをしており、一方で 「M ILK●J
APAN」 運動は、団塊世代の成長過程において
牛乳が大きな影響を与えたように、子供達にも牛
乳を飲んで心身共にすくすく育ってほしい!「牛乳
が日本を元気にする」との両輪で牛乳の消費活動
運動を行っております。
当年度の当協会の事業活動は、これらを基本
に3月11 日に発生した東日本大震災や福島第一原
発の事故を受け、牛乳を取り巻く環境が変化して
いる中、茨城県からの理解により選ばれた「ミル
ク大使」をより効果的に活用した牛乳消費拡大の
推進を展開しております。
それは・いばらきの牛乳をもっと知ってみよう!(い
ばらきミルク時間)であり、・消費者の疑問に応え
たい「牛乳メモ」であって、・牛乳の流通について
再確認を唱えたサプライチェーンであり、多くの
方々が感心を寄せている・放射性物質検査の実
態等、様々な風評被害の実際であり、今だからこ
そ牛乳の価値や安全性を伝えたい一念でありま
す。
牛乳のすすめは、老齢期の骨粗鬆症予防と最
大骨量(ピーク・ボーン・マス)年齢(骨量の増加
率が最も高い成長期の10 代半ばまでへの骨への
カルシウム摂取)も一例。カルシウム吸収率の優
れた栄養素密度の高い牛乳のことをみんながもっ
と知って、もっともっと飲んでより健康になって欲
しい!。 牛乳はいいこといっぱいなんです!。
夏・秋の各地区でのイベントには「ミルク大使」
の多くの派遣要請があり、例年とは環境が異なる
中、牛乳の本当のところを「ミルク大使」によって
例年以上に牛乳の消費拡大PRの場ができたこと
と思います。
まだまだ月の週末には「ミルク大使」活用によ
る牛乳の消費拡大活動は続きます。
当協会の事業内容を次に列記することで牛乳普
及協会の活動が紹介できればと思います。
(1)酪農理解醸成のための交流活動
@牛乳の日・牛乳月間キャンペーン事業
6/1 ・茨城県知事表敬訪問
・水戸駅前キャンペーン
6/7 〜 6/24「出前ミルク教室」:
・リリー幼稚園・城東幼稚園・石川小
・石川幼稚園
6/29「牛乳料理教室」
・友部社会福祉協議会
7/11・7/14 「ハイティーンミルク講座」:
・石岡二高・水戸三高
牛乳月間:「ミルスタ」特別企画
A夏休み親子ミルクスクール
8/9 ・茨城県畜産センター
県内小学校親子50 組
8/11 ・茨城県畜産センター
県内小学校親子50 組
B牛乳消費拡大のための交流活動:県栄養士会
の協力により実施
・親子ミルククッキングスクール
・ティーンエイジのミルククッキング
(2)牛乳消費拡大事業
@「第31回茨城県ちびっ子野球選手権大会」
特別協賛
冠名「のび伸び牛ミルクカップ乳杯」
県内5ブロック代表等48 チーム出場
県大会 開会式8/20(土)
選手に対し牛乳を提供
閉会式8/23(火) 那珂市那珂総合運動公園
Aいばらきの元気を発信
「ミルクメッセ2011 いばらき」
10/1(土)・10/2(日)
国営ひたち海浜公園 水のステージ周辺
Bポスターコンクール 児童生徒を中心に牛乳消
費拡大、ポスターコンクールを開催
募集期間:7月〜9月 審査:9/22
応募数:5,176 点
最優秀賞:赤尾菜穂子さん表彰式
表彰式・作品展示:10/20(木)〜 10/23(日)
イオンモール水戸内原店
C牛乳・乳製品利用料理コンクール
募集期間:7月〜9月
書類審査:9/22 応募数241 点
実技審査:11/6(日)
中川学園調理技術専門学校
最優秀賞:瀬尾紺乃さん
D広告宣伝啓発事業
紙面座談会 茨城新聞10/20 発行に掲載
”ミルクサプライチェーンと県産牛乳の安心安全について”
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(3)県産牛乳消費拡大緊急対策事業
県内産牛乳や乳製品PRのため「ミルク大使」を選任、
牛乳・乳製品消費拡大を各地域で行っています。審査会5/12 5名選任
(4)茨城県あなたのそばのミルクスタンド事業
ミルクスタンド(ミルスタ)により県内産牛乳・
乳製品のPRと販売を行い、県内産牛乳消費拡
大と県民の健康維持増進を図っています。
(5)「ミルク大使」による各種イベントへの参加
県内48 か所の各種イベント等にミルク大使を
100 日以上派遣し、牛乳・乳製品に対する知識
の醸成や消費拡大のためのPR及び販売促進を
行っています。
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