いばらき地鶏振興協会(中島光一会長)主催による、特定JAS地鶏肉の認定発表会が平成15年12月4日、水戸プラザホテルにて、関係機関・消費者団体・報道機関等、約80名が出席し行われた。
 今回、当畜産協会より「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律:JAS法」に基づく「認定生産行程管理者」並びに「認定小分け業者」として、八郷町農業協同組合・(有)共栄ファームが認定を受けました。
 認定生産行程管理者に認定されたことにより、地鶏の飼育過程から食鳥処理まで行い、特定JASマークを付することが出来ることなった。生産される地鶏肉の名称は、「やさとしゃも(別称、北浦しゃも)」・「筑波地鶏」である。
 更に認定小分け業者として特定JASマークを付された地鶏肉を更に細かく小分けし、トレーやパック詰めなど、消費者に最も届けやすい形態に包装し特定JASマーク付ける事が認められた。
 式典では、中島会長より、認定を受け大変喜ばしく地鶏生産する側も身を引き締めて頑張っていきたいと挨拶があり、続いて、茨城県農林水産部の中村武雄部長・当畜産協会荒木昭雄専務理事から、地鶏認定についての祝辞が述べられ、地鶏振興協会副会長である田仲義男氏より、「いばらき地鶏の経過報告」、当畜産協会の渡邊賢一より、「特定JAS(地鶏肉)について」の説明が行われた。
 また授与式後、地鶏肉を使った試食会も行われ、いばらきの地鶏は、しまっていて美味しいと、地鶏肉の味を確かめた。