牛 白 血 病 (届出伝染病) 

家畜の種類: 牛、水牛

         牛白血病(EBD)は,牛白血病ウイルス(BLV)に感染した牛の血液や乳汁を介して感染する
     地方病性牛白血病(EBL)とウイルス感染の関与が確認されていない散発性牛白血病(SBL)
     の総称です。

         《ここでは牛白血病ウイルスに感染した地方病性牛白血病(EBL)についてのみ記載》
     地方病性牛白血病で発症した牛は,削痩,元気消失,食欲不振,眼球突出などの症状の
     他に,特徴的な病変である腫瘍の形成においては,諸臓器に広く認められます。また体表
     のリンパ節の腫大も見られます。

         牛白血病予防のワクチンや治療方法はありません。地方病性白血病(EBL)については,抗
     体検査等で感染牛が確認できるので,陽性牛を確認したら確実にウイルスの伝播を防ぐこと
     が唯一有効な防疫手段となります。
      ・母子を分離し,陰性牛の初乳や代用乳を与える等により,子牛を感染から守る。
       (感染牛の初乳は,60℃で30分間加温または一度完全に凍結し融解して与える)
      ・直腸検査,除角,装蹄,耳標装着等は感染していない牛から実施する。
      ・器具の使い回しはしない。(1回毎に洗浄・消毒を)
      ・感染牛と非感染牛は隔離して飼養する。(間に網戸を一枚設置するだけでも効果あり)
      ・吸血昆虫による感染の拡大を食い止める。(殺虫剤・忌避剤:ETB剤等)

     ・疾病情報(動物衛生研究所)
     ・畜産経営技術Q&A(中央畜産会)
     ・地方病性牛白血病(EBL)の発生・拡大防止に向けて(家畜衛生対策推進協議会)

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