オーエスキー病    (届出伝染病) 

家畜の種類: 豚、いのしし

 

角丸四角形: 1 概  要

               本病は、1981年以降に国内で発生するようになったウイルス病です。妊娠豚では異常産を起こし、

子豚では神経症状がみられ、高い死亡率を示します。常在化しやすく生産性に悪影響を及ぼすので、

清浄化すべき重要疾病の1つであり、届出伝染病に指定されています。

 

角丸四角形: 2 原  因

               豚ヘルペスウイルス1の感染によって起こる疾病です。他のヘルペスウイルス感染動物と同じように、

回復した豚は潜伏感染豚となって、生涯にわたりウイルスを体内に持ち、妊娠・分娩などのストレスによって

ウイルスが再活性化され、ウイルスを体外へ排出します。このような潜伏感染豚の存在は大きな感染源と

なるので、本病の清浄化を図るうえで、最も困難な要因です。

 

角丸四角形: 3 症  状

               妊娠豚が感染すると、約半数に異常産が起こります。また、分娩子豚は母子感染により生後2週齢までの

哺乳豚での死亡率はほぼ100%、3週齢で50%、4週齢では25%程度に達します。

 子豚は全身の震えや痙攣、運動失調、旋回運動などの神経症状を示して死亡します。1〜2ヵ月齢豚では

軽度の発熱や元気消失がみられる程度で、1週間以内に回復し、それ以上の月齢の豚ではほとんど無症状

です。

 

角丸四角形: 4 予防法

               我が国では、計画的なワクチン接種による清浄化計画が実施されており、汚染地域ではワクチンを併用

しながら抗体検査による感染豚の摘発・とう汰を基本とした清浄化が進められています。

 

角丸四角形: 5 ワクチンプログラム

              オーエスキー病生ワクチン(筋肉内注射)

               生後8〜10週に1回接種、その後必要があれば3週後に1回追加接種する。

               妊娠豚においては分娩前3〜6週に1回接種する。繁殖豚については年2回接種する。

                ・スバキシンオーエスキー フォルテME    1ml/

                ・ポーシリスベゴニア           2ml/

              ※家保に相談して、農家にあった予防接種の適期を調べて接種しております。

 

角丸四角形: 6 関連リンク

     ・疾病情報(動物衛生研究所)

     ・畜産経営技術Q&A(中央畜産会)

 

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