牛伝染性鼻気管炎(IBR) (届出伝染病) 

家畜の種類: 牛、水牛

 

角丸四角形: 1 概  要

               本症は、一般的にはIBRと呼ばれている呼吸器系の異常、新生子牛の起立不能を示す神経系の異常、

成牛にあっては流産を呈する泌尿・生殖系の異常などがみられる届出伝染病です。

 

角丸四角形: 2 原  因 

               ウイルスを含む鼻汁、流涙、生殖器分泌物などから呼吸器・生殖器感染が起こります。通常致死率は低い

のですが、移行抗体を持たない子牛が感染すると症状は重く、致死率も高くなります。潜伏期は2日程度です。

このウイルスは体内に潜伏感染し、輸送、分娩などのストレスを受けると再びウイルスが増殖し体外に排せつ

され、まん延の原因となります。

 

角丸四角形: 3 症  状 

               感染牛は40℃以上の高熱と呼吸困難、呼吸促迫、流涙、水溶性鼻汁などの呼吸器症状を示します。成牛に

あっては、乳牛では泌乳量が減少し、角結膜炎、流産など。新生子牛にあっては、髄膜脳炎による神経症状

など、多様な症状を呈します。

 

角丸四角形: 4 予防法 

               生ワクチンの使用で予防できますが、野外ウイルスの感染を防止することはできません。有効な治療法は

ありません。

 

角丸四角形: 5 ワクチンプログラム 

              ・牛伝染性鼻気管炎生ワクチン 1ml/頭 筋肉内注射

                           生後4〜5ヵ月齢までの子牛には1ヵ月間隔で2回接種

                                   4〜5ヵ月カ月齢以上の牛は年1回注射

              ・牛伝染性鼻気管炎5混生ワクチン 2ml/頭 筋肉内注射

                                      生後1ヵ月齢前後と4〜5ヵ月齢時に2回注射し、その後は年1回注射

 

角丸四角形: 6 関連リンク

     ・疾病情報(動物衛生研究所)

     ・畜産経営技術Q&A(中央畜産会)

 

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