海綿状脳症(BSE)  (法定伝染病) 

家畜の種類: 牛,水牛

 

角丸四角形: 1 概  要

               本症は、通称BSEと呼ばれていますが、正式名称は牛海綿状脳症です。神経系の異常を主徴とする

法定伝染病・海外伝染病で、感染性蛋白質(異常プリオン)が病原体と考えられています。

 日本では平成13910日に初めて発生が確認されましたが、肉骨粉等の飼料原料の法的な規制がされ、

平成212月に発見された牛を最後に国内では発見されていません。

 

角丸四角形: 2 原  因

               牛に異常プリオンで汚染された肉骨粉が給与されたことが原因と考えられています。

               長い潜伏期間の後に発症するため、3〜5歳牛の発症例が多くなります。 プリオンは熱、消毒薬に

強い抵抗性を示します。

 

角丸四角形: 3 症  状

               牛は神経質となり、不安動作が目立ち、警戒し、興奮しやすくなります。その他に、持続的な鼻なめ、

流涎、歯ぎしり筋肉の痙攣が認められ、やがて起立不能になります。 また、接触などの知覚、音および

光に対して過敏となり、興奮して頭部を振るなどの動作がみられます。 特に知覚過敏は多くの牛で認め

られ、手やペン先などで触れると頸を振ったり、痙攣を起こします。

 

角丸四角形: 4 予防法

               発生している国や地域から牛を導入せず、反芻動物由来の動物性蛋白質を飼料として給与しないことが

重要です。本症に有効な治療法はありません。

 

角丸四角形: 5 関連リンク

     ・疾病情報(動物衛生研究所)

     ・畜産経営技術Q&A(中央畜産会)

 

MM900395700[1]