結 核 病  (法定伝染病) 

家畜の種類: 牛、山羊、水牛、鹿

 

角丸四角形: 1 概  要

               本病は、結核菌により起こる肺やリンパ節などに結節性の病変や体表リンパ節の腫大を示す法定伝染病で、

途上国においては多発していますが、我が国での発生は少なくなってきている、人畜共通の伝染病です。

 

角丸四角形: 2 原  因

               結核菌は、感染牛の気管分泌物、唾液、乳汁、糞便などから排出されます。これらに汚染された敷きわら、

飼料などから経気道あるいは経口感染します。

 防疫対策として行われるツベルクリン反応陽性牛のとう汰により乳用牛での発生はまれです。

 

角丸四角形: 3 症  状

               肺や顎下、耳下、横隔膜、乳腺などのリンパ節に黄白色、結節性、限局性の結核病巣であるチーズ状の

乾酪化病巣をつくります。この病巣は、結核結節と呼ばれる本病の特徴的な病変です。重症例では、発咳、

食欲不振、体重減少、削痩、乳量低下などの症状を示します。

 

角丸四角形: 4 予防法

               乳用牛ではツベルクリン反応に基づいて、陽性牛の隔離やとう汰により清浄化が図られています。肉用牛では

と畜場で確定された場合は、その同居牛についてツベルクリン検査を行い、牛舎環境の消毒や清浄化などで

予防対策を実施します。実用的なワクチン、有効な治療法はありません。

             

角丸四角形: 5 ツベルクリン反応

              ツベルクリン診断液を牛の尾根部に注射し、4872時間後に腫脹差を測定して判断します。

              人ではBCGワクチンによる予防法が普及しています。

 

角丸四角形: 6 関連リンク

     ・疾病情報(動物衛生研究所)

     ・畜産経営技術Q&A(中央畜産会)

 

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