ブ ル セ ラ 病  (法定伝染病) 

家畜の種類: 牛、めん羊、山羊、豚、水牛、鹿、いのしし

 

角丸四角形: 1 概  要

               本病は、不妊を主徴とし、妊娠68ヵ月には流死産を呈し、牛の生産性の低下につながることから

重要な法定伝染病です。また、人や犬にも感染する人畜共通感染症の一つです。

 豚ではブルセラ菌の感染により流産や子宮内膜炎を起こします。

 

角丸四角形: 2 原  因

               胎盤は原因菌となるブルセラ菌が増殖しやすく、流死産胎子、胎盤、悪露、汚染した敷料などによる

経皮・経口感染、または精巣炎を呈した保菌雄牛を介した交配感染などにより発症します。原因菌は

乳汁にも排せつされるので、公衆衛生上および食品衛生上からも重要な疾病です。

 

角丸四角形: 3 症  状

               主な症状は、前駆症状を伴わないで、妊娠68ヵ月に生じる突然の流死産です。流死産が牛群に引き

続いて生じる場合には注意が必要です。また、不妊を呈することもあります。

 成牛で死亡することはまれで、子牛の感染はほとんどありません。豚の場合は妊娠中・後期に流産が

起こりやすく、交配や汚染精液によっても伝播します。

 

角丸四角形: 4 予防法

               諸外国ではワクチン接種による予防が実施されていますが、我が国では、牛の定期的な抗体検査により

感染牛、保菌牛の早期摘発ととう汰が図られています。通常は治療はしません。

 

              通常、生乳については熱による殺菌処理が行われており、市販の牛乳から感染することはありません。

             

              テキスト ボックス: 病原体(細菌)
	  主に牛:  ブルセラ アボルタス
	  主に豚: ブルセラスイス 
	  主に山羊: ブルセラメリテンシス
	  主に犬;  ブルセラニニス
	  主に人: ブルセラメリテンシス

             

角丸四角形: 5 関連リンク

     ・疾病情報(動物衛生研究所)

     ・畜産経営技術Q&A(中央畜産会)

 

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