「みんなで豊かな里山をつくろう」シンポジウム

　　　　　　　

平成２５年１２月７日（土）、大子温泉やみぞにて大子町畜産農業協同組合主催による
「みんなで豊かな里山をつくろう」シンポジウムが開催されました。
大子町で増え続ける耕作放棄地や粗飼料の確保などの課題解決に向けて、
“耕・畜・民”が連携して取り組もうとの 呼びかけのもと、 耕種農家・畜産農家・町民の
参加により講演が行われました。

	（独）農研機構　農学博士　江波戸　宗大氏 日本の施策と大子町を取り巻く農業の現状について説明。 中山間地域である大子町でも楽に牛を飼うことが出来る 「イネWCSを利用した黒毛和種繁殖牛省力飼養技術（大子方式）」の紹介。
	大子町アグリネットワーク代表　益子　光洋氏 益子さんが代表を務める大子町アグリネットワークの説明。 耕畜連携の中にさらに大子町民を加えた”耕・畜・民”の連携により， 耕作放棄地を利用して飼料作物を生産し，大子町の中で生産サイクル ができるようにしていく仕組みの説明と取組への参加を呼び掛けた。
	常陸大宮地域農業改良普及センター　後藤　舞氏 新たな繁殖経営の担い手育成を目的に平成23年度から開催している 「新規繁殖和牛入門講座」の開催状況を報告。