口蹄疫・CSF(豚熱)等の海外悪性伝染病が万が一発生した場合、
畜産経営への影響を緩和するため、生産者自らが積立を行い、
発生農場が経営再開までに必要な経費等を相互に支援する仕組みに
国((独)農畜産業振興機構)が補助する事業です。このことにより、
発生農場や周辺農場の損失を最小限にとどめ、安心して経営を維持、
継続することができます。
●加入条件
■ 牛や豚等を飼育する生産者の方は、どなたでも事業に参加でき
ます。ただし、契約締結時点で家畜伝染病予防法に基づき、
移動制限等が実施されている区域の生産者は加入できません。
■ 加入者は飼養衛生管理基準の遵守が必要となります。
●疾病対象
■ この事業の対象となる牛及び豚の家畜伝染病は、「口蹄疫」、
「牛疫」、「牛肺疫」、「ASF(アフリカ豚熱)」、及び「CSF(豚熱)」
の5疾病です。
●事業実施期間
■ 令和3年度〜令和5年度までの3年間です。
●支援金の交付
■ 生産者積立金は、牛、豚に分けて基金として管理され、互助金
は牛については牛生産者の基金から、豚については豚生産者の
基金からそれぞれ交付されます。
■ 対象疾病が発生して基金が枯渇し、財源不足に陥った場合は、
追加納付割合に基づく納付が必要になる場合があります。
(農畜産業振興機構理事長が別に定めます。)
■ 豚の互助金の対象は、離乳後の豚です。
■ 積立金単価及び交付上限単価