1 | 本資金は、配合飼料価格の高止まりや、畜産物価格の低迷などの厳しい状況を踏まえ、貸付条件においては大家畜・養豚特別支援資金よりも償還期間及び据置期間が長いこと、当初2年間は無利子であること、負債の一括借り換えである点などが大家畜・養豚特別支援資金との違いです。
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2 | なお、それぞれの資金の利用に際しては、
・ 大家畜・養豚特別支援資金の経営改善資金のねらい→融通の方法が、経営技術的な理由などに起因して自律的にマネージメント・サイクル(すなわち、plan-do-see)の実践が難しい畜産経営に対して、これを長期低利の借換資金の活用と併せ周囲からの支援・指導により実行させていこうとするものであることに対し、
・ 本資金は、引き続く配合飼料価格高騰等により急速に経営が悪化した畜産経営について、その資金繰りと金利負担の軽減を図ることで経営の安定を期するものである
ということを踏まえつつ、借入を希望する経営に対してどちらがより効果的な支援手段となるか、償還困難となった事情等を十分把握・分析した上で判断することが望ましい。 |
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