名 称 (有)山西牧場
スーパーアグリシステムグループ

最寄駅/関東鉄道常総線 石下駅 タクシー利用15分
代表者 代表 倉持信之
所在地 茨城県坂東市沓掛乙585-1
電 話 0297-44-2195 FAX 0297-44-2732




◆地区の紹介

 坂東市は関東平野のほぼ中央、茨城県の南西部に位置し、東京より50Km圏内にあり、町の総面積は32Kuで地勢はおおむね平坦で海抜20mを超える所はわずかである。町人口は約15,500人で、就業者総数約8,000人の内、2,000名約25%が農業に従事し、残り75%が第2次・第3次産業に従事している。
 総土地面積の約60%1,986haが耕地で、そのうち畑が約70%水田が約30%の畑作地帯であり、近年東京方面へのキュウリ、トマト、レタス、白菜などの野菜供給地となっている。
 畜産は、養豚と採鶏卵を合わせて、農業粗生産額の約25%を占め、養豚は1戸当たり飼養頭数が1,270頭と規模拡大が進んでいる。




◆スーパーアグリシステム

 畜産農家と耕種農家が互いに連動しあい、農産物の生産から流通までを一貫して行う。山西牧場では腐植物質を利用した独自の技術により、養豚糞尿の液肥化に成功。液肥(スラリー)を散布した圃場で生産される、良質な青果物の市場流通、産直流通販売を行う。
 スラリーのもつ効果、利便性は大きく、作物品質の高い次元での安定と耕種農家の経営規模の拡大に計り知れない成果を上げている。
 又こうして生産された作物を販売することで、畜産と耕種の連動が更に強いものとなり、全国規模での組織化が進行中である。




◆業務概念図






◆家畜ふん尿の処理及び利用の状況

@液状コンポスト・堆肥の生産概要

 液状コンポストについては、豚の飲水と飼料に腐植物質を添加し、ふん尿混合で豚舎内ピットへ流下させ、ピットより貯溜槽へ集められ、貯溜槽で曝気を行い液肥化し、更に豚舎内のピットへ還流するシステムで液状コンポストの生産を行っている。
 堆肥については、豚舎内で尿をオガ屑で吸着する方法をとっており、ふん尿混合で堆肥舎へ堆積し、密閉型縦型発酵処理施設で発酵を行い製品としている。年間供給量は液状コンポスト10,000t、堆肥600tとなっている。
A流通方法

 液状コンポストについては、耕種農家では農地への散布手段がないため、スーパーアグリシステム所有のバキュームカー(彩色にも気を配り車体のロゴマークにも工夫)により、肥料として散布している。堆肥については、スーパーアグリシステム所有の堆肥運搬車並びに耕種農家所有の運搬機械により流通が行われている。主な作物はキャベツ、白菜、メロン、茄子、レタス、トマトなどである。






◆畜舎周辺環境美化運動の特徴

 スーパーアグリシステムグループの中心農場である「山西牧場」では、畜産農場のハンデを逆にメリットとしてとらえ積極的に地域の開放に心掛け、鹿・羊・山羊・ポニー・孔雀等を放牧したミニ牧場を設置し、連日近隣の子供連れ等が多数動物と触れ合いにやって来て、来場者と牧場のコミュニケーションづくりの場となっている。また牧場内に一般の人が安価に利用できるバーベキューハウス、牧場の生産物の直売施設を設置している。又各畜産部会員においても、畜舎周辺の環境美化にこころがけ、地域との結び付きの強化を図っている。





◆取組みの成果

・畜産生産品の品質向上とそれに伴う付加価値販売
・ふん尿の円滑な処理並びに有機質肥料資源を用いた耕地の改良
・有機質肥料による生産青果物の品質向上とそれに伴う付加価値販売
・畜産と耕種の連携による生産情報、販売情報等情報交流の活性化
・生産環境の整備及び地域の美化を通じ地域と調和した畜産経営の実現
・畜産農家と耕種農家の連携による地域農業の活性化