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韓国における高病原性鳥インフルエンザの発生について
茨城県県南家畜保健衛生所

 平成26年1月16日に韓国全羅北道高敞(コチャン)郡の種あひる農家において,高病原性鳥インフルエンザ(H5N8)の発生が確認されました。その後,広範囲に拡大し,2月17日現在,発生件数は20件にのぼり,この他に発生農場周囲56農場と疫学関連1農場において感染が確認されています。また,カモなどの野鳥の検査でも,24件で陽性が確認されています(資料1)。一方,中国及び台湾等の近隣諸国でも継続して発生が認められており,特に中国国内では,昨年4月以降低病原性鳥インフルエンザ(H7N9)の発生が続き,ヒトでの感染事例も報告されています。
 本病のウイルスは,渡り鳥等の野鳥によって国内に持ち込まれる可能性が高く,本県の家きん飼養施設への本病侵入の危険性も高まっています。
 そこで,家きん飼養者の皆様には,防鳥ネットによる野鳥等の侵入防止対策や,家きんに異状がみられた場合には迅速に家畜保健衛生所に通報するなど,飼養衛生管理基準を再度ご確認の上,本病ウイルスの侵入防止に努めてください。