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畜産物加工体験・酪農体験のご紹介
茨城県畜産センター 企画情報室


 畜産物加工体験・酪農体験について
  畜産センターでは,家畜と人との関わり合いについて知っていただく食育の場として,畜産物加工体験と酪農体験を実施しています。各体験の内容は以下のとおりです。
1)畜産物加工体験
@ソーセージ作り
 挽肉に香辛料を加え練り合わせ,羊腸に詰める体験です。燻煙・ボイルはセンター職員が行います。簡単そうに思えますがなかなか難しい大人向けの体験です。


ソーセージ作りの様子
Aアイスクリーム作り
 牛乳・卵・生クリームなどを混ぜ合わせ,冷やしながら固めて作ります。出来上がりをその場で食べることができます。牛乳の風味豊かな味わいが子供から大人まで大変好評です。


アイスクリーム作りの様子
Bバター作り
 生クリームの入った容器を振り続けて作ります。簡単な作業ですので幼稚園児など小さな子供でも楽しんでいただけます。


バター作りの様子
2)酪農体験
@牛へのえさやり
 乳牛に手渡しでえさをあげることができます。間近で大きな牛がえさを食べる様子はなかなか見る機会がないと思いますので一見の価値有りです。


えさやりの様子
A模擬牛による搾乳体験
 乳頭を搾ると水が出る模擬牛を使って,乳しぼりの感触を体験することができます。


模擬牛による搾乳体験
B子牛とのふれあい
 生まれて間もない子牛に触れることができます。ただし,子牛がいない時もあるのでご了承ください。


子牛とのふれあい

なお,酪農体験では,乳牛との接し方や体の構造,酪農という仕事などについて説明し,畜産物加工体験では,牛乳の栄養に関する話やバター・アイスクリームなどの乳製品についてわかりやすく説明します。(当センターホームページの「センターの出来事」で体験風景を紹介しています。)

 対象団体は?
  幼稚園や小学校,一般の団体(10名以上で団体の規約・代表者の定め等が明確であること)などを対象にしています。
 学校行事はもとより,子供会や女性団体,公民館などの行事として幅広く受け入れています。
 また,高校生や大人向けに簡単な研修や施設の見学なども併せて実施しています。


 酪農教育ファームの認証を受けています
  当センターは,平成22年度に「酪農教育ファーム」の認証を受け,幼稚園や小学校などの子供を中心に毎年多くの体験者を受け入れています。
 「酪農教育ファーム」とは,牧場を教育の場として開放し,酪農体験などを通じて「食や命の大切さ」を学んでもらうことを目的とした施設です。
 平成10 年7月に社団法人中央酪農会議が教育関係者と酪農関係者の協力を得て「酪農教育ファーム推進委員会」を設立しました。
 同委員会では,子どもたちを受け入れる施設「認証牧場」と活動を支援する人「ファシリテーター」を認証し,認証された牧場を「新たな教育の場」として,家畜とのふれあいや搾乳作業など酪農に関する様々な体験を通じた教育活動などを行っています。


 最後に
  近年,国内外において口蹄疫や鳥インフルエンザなど,非常に危険な家畜伝染病がたびたび発生しています。
 こうしたことから,来場者の皆様には,車両・靴底消毒の徹底と,手洗いの励行などをお願いしています。


センター入り口の車両消毒施設
  これからも衛生対策にしっかり取り組みながら,楽しく学べる体験活動を続けていきたいと思います。皆様もぜひ体験して下さい!