1.はじめに
当研究会は、飼料用米を生産し家畜に給与する
システムを構築することにより安全安心な畜産物
を供給し、かつ飼料高騰や米の生産調整対策に寄
与することを目的に平成20年9月から活動を開始
しました。会員は市内の耕作組合2・耕種農家6
戸・養豚農家10戸・肉用牛1戸と事務局(JAな
めがた、行方市農林水産課)から成り、耕畜連携
の活動に取り組んでいます。
平成22年12月には常磐自動車道友部サービスエ
リア(下り線)の飲食コーナーにおいて、当研究
会の取り組みで飼料用米を給与して生産した‘米
豚(こめぶた)’を使った「豚丼(とんどん)」
の提供が開始されました。全国各地から訪れたた
くさんの方が、美味しい豚肉を堪能しておりま
す。皆様も、機会がありましたら、ほかでは食べ
られない限定品をぜひご賞味ください。
それでは、現在までの研究会の活動状況につい
てご紹介いたします。
2.飼料米の生産状況
3.飼料用米(米豚)の生産及び流通フロー
*とん丼は‘米豚’をオリジナ
ルタレにつけて網焼きに。「ミ
ニ」から総重量1kgの超大盛り
「筑波山」まで4サイズ
5.今後の取り組み
・飼料用米の生産及び米豚の生産コストの低減
・耕畜連携による飼料用米作付け田への豚ぷんたい肥を活用し地域内循環
型農業を推進
・米豚の通年出荷を実現するため、飼料用米の夏期貯蔵場所(低温冷蔵施
設)を確保
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