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     平成22年度 >  9月号 : 「奥久慈しゃも」についてのアンケート調査結果について


「奥久慈しゃも」についてのアンケート調査結果について
(農)奥久慈しゃも生産組合  生 井 和 夫




  始めに

  奥久慈しゃも生産組合では、いばらき地鶏振興協会実施の県補助事業の一貫として、 地元大子町の小、中学校の給食に奥久慈しゃも肉を提供し、地元産畜産物への認識と関心の向上に努めてきました。
  この事業の効果を見るために、毎年アンケートを取っていますが、同一内容で行った3年分の結果が纏まりましたので、ご報告いたします。



  調査結果

 このアンケート調査では、定点観測地点として毎年大子中学校の2年生(約80名)を対象としており、実施時期は3月です。






  まとめ

 質問@
    鶏肉が好きな人の割合は今回が最も多く、嫌いとした人はゼロであった。

 質問A
    「奥久慈しゃも」の名を聞いたことが 有る人の割合は、毎年着実に上昇している。

 質問B-1
    学校給食以外で食べたことの有る人も、毎年増加した。

 質問B-2
    食べた場所は、レストランと自宅が多い。祭りなどでは減っているが、
    21年度は新型インフルエンザの流行により、イベントへの参加者が少なかったことも考えられる。
    料理の種類はヤキトリ、カレー、しゃもなべ、しゃもうどんが多かった。

 質問C
    味の評価は、年によってかなり変動している。

 質問D
    硬さの評価ではとても硬い、または硬いとした人が80.3%で、以前よりかなり高くなっているが、
    料理が従来のカレーからから揚げに変わったことも、影響しているかもしれない。

 質問E
    また食べたいかどうかは、毎年大きく変動している。

 質問F
    他の地鶏については、従前どおり比内地鶏、宮崎地鶏
    及び名古屋コーチンが僅かに知られているだけであった。

※ 質問AとBの結果から、本事業が地元における「奥久慈しゃも」の普及に貢献している、と考えられる。

※ 質問@とC及びDの回答の内容を分析すると、鶏肉の好き嫌い及び味の感じ方と、肉の硬さにはあまり関係がないものと思われ、硬くても美味しく感じることが示された。これは去年と同じ傾向で、柔らかく感じた肉の方がおいしいという従来の調査と、異なる結果となった。ただし、しゃも系以外のより柔らかい肉との比較では、異なった傾向が出る可能性もある。  これらのことから、本事業は今後とも続けて行きたいと思いますので、補助事業の継続について、県当局のご支援を従前どおりお願いいたします。