平成23年度 平成22年度 平成21年度 平成20年度 平成19年度 平成18年度 平成17年度〜

     平成22年度 > 7月号 : 第14回全国草地畜産コンクールで 有限会社みずほ農援が受賞


第14回全国草地畜産コンクールで 有限会社みずほ農援が受賞
茨城県草地協会



茨城県草地コンクール最優秀賞授与


  茨城県草地協会は3月5日に開催した茨城県草地コンクールにおいて最優秀賞(茨城県知事賞)となった常陸太田市で農作業受託事業を行う有限会社みずほ農援の(代表取締役社長 古目谷幸男を第14回日本草地畜産コンクールの飼料生産部門(稲WCS)に推薦したところ、「みずほ農援における飼料稲の取り組み」が(社)日本草地畜産種子協会会長賞を受賞しました。


草地コンクール事例発表 飼料稲収穫


  本来であれば、同日にコンクール表彰式典が開催される予定でありましたが、国内で口蹄疫が終息していない状況でありますので、今年の表彰式典は中止となりました。
  有限会社みずほ農援は、平成16 年に地域農家の高齢化及び遊休農地の活用対策から地域農業を守る担い手として設立(農協出資型法人)され、地域で借地による転作作物(麦・大豆・そば等)の栽培に取り組み、水田機能の維持、湿田でも栽培容易なことや地域に畜産農家も多くあったことから、平成20 年から稲WCS栽培に取り組んでいる農業法人です。


飼料稲収穫 稲わら収集



  平成21年度には専用収穫機械の導入を行うとともに、常陸太田市里美地区の水田を11ha借入して飼料稲を栽培し(平成22年度14ha予定)、生産調製した稲WCSは常陸太田市飼料稲利用組合(酪農8戸、肉用牛11戸)に利用協定を締結し供給している。審査委員からは、市・JA・普及センター等で組織する耕畜連携会議との密接な連携の下、農業活性化並びに地域振興の役割を担っていることが高く評価されました。
  有限会社みずほ農援他関係者の皆様には飼料増産のモデル事例としてさらなる 発展をご期待申し上げます。
 

利用協定調印式 堆肥散布


  なお、コンクール詳細については、日本草地畜産種子協会ホームページ(http://souchi.lin.gr.jp)に掲載されておりますので、そちらをご覧ください。