本県銘柄畜産物のブランドアップの取り組みについては,平成16年度から,畜産関係団体が一体となって推進してまいりました。
本県銘柄畜産物は,流通段階では高く評価されていたものの消費者段階においては知名度が高いとは言えない状況だったことから,これらを取り扱う店を増やすことによって消費を拡大するほか知名度を向上させるとともに,様々なイベントやメディアを活用してイメージアップに取り組んでまいりました。
その結果,常陸牛は,この5年間で販売指定店数や出荷頭数が倍増し,ローズポークについても,近年,販売指定店数が増加してまいりました。
|
また,県内の飲食店やサービスエリア等で,「常陸牛」や「ローズポーク」,「奥久慈しゃも」といった文字を目にする機会も増えてきたのではないかと考えられます。
このようななか,ブランドアップの取り組み成果を測定するため,県が毎年実施している「県政世論調査」(無作為に選ばれた県民約1,000人に聞き取り調査を実施)の中で,平成16年度と本年度の2回にわたり,「常陸牛」「ローズポーク」「奥久慈しゃも」の知名度やイメージについて調査を行いましたので,その結果を紹介いたします。
|