当社グループで生産する「オーガニックチキン」がJAS有機認定を取得しました。
 内外食品株式会社の100%子会社である有限会社共栄ファーム(茨城県桜川市)が生産し、株式会社ジィーシーフーズ(同県筑西市)が小分け加工する「オーガニックチキン」が本年4月24日付けで農林水産省が定めるJAS有機認定を取得いたしました。
 なお、我が国で鶏肉がJAS有機畜産物として認定されるのは初めてです。
1. 「オーガニックチキン」は単にお客様に「安心」「安全」な鶏肉を提供するという概念ではなく、環境に負担をかけない畜産経営による「環境保全」及び動物にかかるストレスを最小限に抑える「動物福祉」の考え方が当社グループの目指す本来のオーガニック精神です。
2. 「オーガニックチキン」はJAS有機認定を受けた飼料原料を95%以上使用し、JAS認定を受けた飼料工場で製造されたオーガニック飼料で飼養されます。従って「抗生物質」などの薬品は原則的に使用せず、また非遺伝子組替作物(Non−GMO)に限定しています。更に主原料のトウモロコシ(メイズ)、大豆の産地はアメリカ、カナダ、中国ですが、いずれも収穫後農薬不散布(Post harvest free)です。これらの原料は、輸入時に公的機関により厳しくチェックされ、カビ毒などが検出された場合は廃棄されます。


日中は外に出して運動をさせます。こうやって開放鶏舎で、運動場
運動場を設けて放し飼いをしているのも、鶏たちにストレスを与えな
いようにするためです。飼育密度も1uあたり8羽〜10羽と、とってもゆったりと育てられます。
 
3. 鶏を飼育する鶏舎は1当たり10羽以内に設定された開放鶏舎で、これに加えて運動スペースを確保し、鶏にストレスの掛からない動物福祉の環境の中で育てられます。
4. 飼料原料の生産農場、飼料工場(鹿島飼料梶j、育成農場(給、栄ファーム)、処理場、小分け加工工場(潟Wーシィーフーズ)など「オーガニックチキン」の生産、加工に関わるすべての段階がJAS基準による厳しい検査を受け、認定団体「潟Gコデザイン認証センター」で認定されました。(認定番号N60921J09041)3
5. 日本で唯一の「オーガニックチキン」の販売は内外食品株式会社が行います。お取引先様向けに、より価値の高い「オンリーワン」商品として、提案致します。
6. 発売時期:本年6月下旬より販売を開始しております。


上の写真は約45日齢の状態です。あと1週間から10日で出荷されます。
 【問合せ先責任者】
 千葉県船橋市高瀬町21−1
 内外食品株式会社 取締役副会長 木 村 友二郎