新年あけましておめでとうございます。
 皆様には、平成21年心も新たに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 なお、当協会の事業推進につきましては、日頃から暖かいご支援ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 さて、昨年1年を振り返ってみますと、畜産を取り巻く情勢は、WTO農業交渉の決裂、米国のサブプライムローン問題に端を発した金融危機による国内経済への影響に加え、飼料原料価格の高騰による畜産経営への大打撃といった厳しい情勢への対応に追われた1年ではなかったでしょうか。
 今年の干支は、丑年ということで、牛は、大変おとなしく力持ちな動物でありますから昨年のようにめまぐるしく変化した年でなく、今年は穏やかな年でありますよう心から念じているところであります。
幸い、昨年12月の大宮家畜市場での子牛価格が40万円台に回復し、更に高騰を続けていた飼料価格が沈静し、子牛価格が上がり、飼料価格が下がるといったことで畜産業界では、やや明るい兆しが見えてきた新年のスタートになったと思われます。
 しかし、畜産経営を取り巻く情勢は、本年も変わらず厳しいものと予想しております。
 このような状況のなか、当協会といたしましても畜産経営が抱えている課題を踏まえ、畜産振興に職員一同当りたいと考えておりますので、県並びに関係各位のご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 最後に、皆様方のご健勝と本県の畜産が持続し、発展していくことを心からお祈り申し上げまして新年のごあいさつといたします。