11月6日(火)三の丸ホテルにおいて茨城県養鶏協会(会長:田中康弘)は、養鶏飼養・衛生管理技術改善対策の一環として、鶏卵生産者を対象に飼養管理おける衛生管理技術を中心に、養鶏場における管理や衛生技術等の基本的な技術の向上を図ることを目的に研修会を開催しました。
  平成16年に山口県、京都府、17年6月以降に茨城県、19年1月には宮崎県、岡山県に高病原性鳥インフルエンザが発生致しました。養鶏生産者にとりましては、今まで経験したことのない甚大な経営被害を受けるとともに、消費者の皆様にも食の安全・安心に対する関心を高めることとなり、養鶏関係者の一層の改善努力が求められているところであります。
  当日は50名以上の出席者があり、午前中は養鶏生産者に極めて重要な「サルモネラ対策とネズミ駆除」について、午後は鳥インフルエンザと衛生管理技術を中心に、予定時刻をオーバーして熱心に研修しました。生産者からは、今日の研修は日常の衛生管理を再認識するためにも大変よかった。私たちは必死に生産コストの低減に努めているが飼料価格の上昇等で厳しい状況となっているので、病気の発生は養鶏経営者の死活問題でもあるため、このような研修会は大変重要であり今後も開催をお願いしたいと要望がありました。