筑波地鶏は,平成15年に県畜産センターで作出され,特定JAS規格の認定を受けました。飼料に抗生物質や遺伝子組み替え原料を使わない等の特徴を持った「安心・健康・本物」の地鶏として,やさと農協で生産していますが,地元では取扱料理店が少なく,まだまだ知名度が低い状況にあります。
  そこで,県南地方総合事務所としましては筑波地鶏のブランド化と地産地消の推進を図るべく昨年度から料理セミナーの開催など様々な取組を行ってきました。
  今年度は,農協,つくば市商工会,デザイン専門家,消費者団体,及び関係行政機関等で構成する「筑波地鶏ブランド化推進委員会」を6月に立ち上げ,筑波地鶏の知名度の向上と取扱店舗の拡大を推進しています。
  委員会での最初の取組として,今後の宣伝活動を効果的に進めるためロゴマークとキャッチコピーを作成しました。ロゴマークの鶏冠(とさか)は紫峰とも言われる筑波山を連想させる色と形になっています。キャッチコピーは「山麓生まれ,さわやかお肉」とし,筑波山麓で生まれ自然の光と風が吹き抜ける環境で育てられ,鶏特有の臭みのないさわやかな風味を表現しています。このロゴマークの入ったのぼり旗やポスターを作成するなど,筑波地鶏の名前とそのイメージの定着を進めています。

 筑波地鶏ロゴマーク 
  さらに,多くの方に筑波地鶏を食べていただくため10月27日(土)から11月25日(日)の1ヶ月間「筑波地鶏の味覚市」を開催します。この期間中,つくば市周辺地域及びTX沿線地域の飲食店や旅館など約40店舗において各店が趣向を凝らした筑波地鶏を使った料理を提供します。
  参加店舗については,TXつくば駅,JR土浦駅,石岡駅の観光案内所等に設置するグルメガイドをご覧いただくか,茨城県畜産協会及び県南地方総合事務所のホームページでも紹介していますので,ご家族でお近くのお店に足を運んでいただき,是非この機会に筑波地鶏をご賞味下さい。
  また,下記の催事にも出展しておりますので,お気軽にお立ち寄り下さい。