平成17年度国産食肉等消費拡大推進事業「料理コンクール」地域大会を12月10日に開催しました。この事業は一般消費者を対象として地域レベル、全国レベルでの料理コンクールを開催し、創意と工夫に富む食肉料理の開発及び普及促進を図ることを目的としています。
 本大会の最優秀者は、本県の代表として全国料理コンクールに出席することになっています。昨年度は本大会の代表者が全国大会で栄えある最優秀賞を受賞しました。
 本年度は一般消費者からの応募が40名に達しました。調理会場の確保等に限界があるため、やむを得ず書類審査を行い、23名の料理通が調理技術等の腕前を競い合いました。参加をいただいた消費者の皆様に厚くお礼申し上げます。
 コンクールは国産牛肉や豚肉をメインにした一品料理を1時間以内に作製し、「おいしさ・普及性・独創性・部位の特徴の活用」などの観点から審査しました。
料理専門家、行政、関係団体そして食肉小売販売業者から選任された6人の審査員が調理実技の終了後、作品のできばえを評価しながら、それぞれの自信作の試食も兼ねて味や調理
のよしあしを丁寧、かつ慎重に審査され、最優秀賞1名、優秀賞1名、第3位1名を選定しました。
 審査員を代表して学校法人「斉藤学園」副校長の斉藤和子先生から「これまでで最も多い応募者があり、特に若い人の応募が多かったのも特徴でした。料理に対する理解が確実に深まりつつあり、喜ばしい限りです。応募者のなかには毎年参加いただいている方がいますが、料理上手は日頃の探究心と、なによりも興味を持って挑戦し続けることが大切です。コンクールはこうした努力の積み重ねが大きい人ほど納得のいく作品が創作できることを知っていただきたい」との講評をいただき、無事終了しました。