新年おめでとうございます。皆様におかれましては、心も新たに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年を振り返りますと、年明け早々79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザの発生が確認され、大きな問題となりました。また、相次ぐ台風の上陸や新潟中越地震の発生など一口でいうと「災」の多かった一年でありました。
 当畜産協会では、皆様のご支援、ご協力によりまして、行政の補完的役割としての各種事業を積極的に実施してまいり、本県の畜産振興に少なからず寄与できたのではないかと自負しております。
 また、畜産関係4団体の再編統合以来、懸案でありました事務所の一元化について、関係各位の深いご理解とご協力により、11月に検査部が友部町から水戸市の畜産会館に移転をいたしました。これにより、畜産協会の効率的な業務運営を図る体制が整いました。
 畜産を巡る状況は、国際的には家畜伝染病侵入の脅威、米国との牛肉輸入再開問題、WTO農業交渉の行方やFTA交渉の拡大等、また国内にあ
っては担い手の不足や高齢化の進展、畜産環境対策、産地間競争の激化、畜産物の安全性への対応など多くの問題が山積しております。
 今年の干支は酉年です。鶏に関する逸話はたくさんあります。「天の岩戸の神話」では、天照大神が素戔鳴尊の乱行に困って、天の岩屋に籠もったため国の中が常闇となってしまい、神々が常世の長鳴鶏を集めて鳴かせたら、天の岩戸が少し開いて天照大神が出られ、昼が戻ったというお話のように、明るく、安定して畜産が繁栄できるような一年であってほしいと願っております。
 最後に、皆様のご健勝と本県の畜産が益々発展いたしますことを心からお祈り申し上げます。