10月20日(水)、茨城県西畜産開発公社下妻家畜市場において第47回茨城県種豚共進会が開催されました。今回は10市町村、11名の方から112頭の出品があり、9頭欠場で103頭の上場でした。上場内訳は1部1類の若齢個体にはランドレース16頭、大ヨークシャー8頭、デュロック43頭で、1部2類の若齢組出品は5組10頭(ランドレース2組、デュロック3組)、2部のF1については26頭でした。

審 査 会
 成績につきましては、最高位である名誉賞の1席に石下町の吉原幸一氏の出品豚で若齢個体のデュロックの雄が選ばれました。発育良好で、肉付きがよく、体高があり、各部の釣り合いもよく、背幅は広く、肋はよく開帳し、しりは広く長く、活気があり、下腿もよく発達したすばらしい雄でした。また2席にはつくば市の飯田吉治氏の出品豚で若齢個体のランドレースの雌、3席には神栖町の山中豊氏の出品豚で若齢個体のデュロックの雄が選ばれました。

農林水産大臣賞受賞の吉原幸一氏
 共進会終了後に行われたオークションにつきましては、台風23号が接近中の大雨の中、購買者の集まり具合、それに伴う種豚の相場が心配されましたが、購買者も30名以上が集まり、活気あふれるオークションとなりました。

セリ風景
 昨年は出品者14名で出品頭数が114頭でした。下妻市で毎月開催されている種豚市場、茨城町で奇数月に開催されている種豚市場ともに出品者数、出品頭数、購買者数の減少傾向が見られます。資質の優れた種豚を生産し、出品することが購買者を集め、購買意欲を高める事に繋がると思われます。個人での改良には限界があります。昨年7月には茨城県畜産センター養豚研究所で造成した大ヨークシャー種「ローズW−2」が系統豚の認定を受けました。純粋種の改良、交雑種の生産どちらにも利用していただくことで、茨城県全体の豚のレベルアップに繋がるものと思っております。
 また、デュロック種につきましても今以上に改良を進めるためには新しい血液の更新が必要と思われます。全国的な種豚生産者の減少等の問題もあり難しい問題ですが、取り組んでいかなくてはならない事のひとつだと思っております。
 最後になりましたが、第47回の茨城県種豚共進会が無事終了できましたことにつきまして、出品者の方々をはじめ、関係者の方々に大変お世話になりましたことをこの場をお借りしましてお礼を申し上げます。