去る11月1日(土)、第23回茨城県ブラックアンドホワイトショウを、茨城県中央家畜市場において開催しました。昭和52年からはじまり、ホルスタインの改良と同志相互の研修・交流を図る事を目的としたショウも、今回で23回目となり、現在では開催当初の出品者の後継者による出品が、数多く見受けられるようになりました。
 審査員は、十勝家畜人工授精所の山口寿典氏(平成6年3月に続き2度目)が務め、第1部から第9部まで合計101頭の出品牛を、慎重且つ的確に序列づけをいたしました。その結果、未経産牛の名誉賞は、共栄酪農渡辺和好氏、準名誉賞は、茨城北酪農日本農業実践学園の出品牛に、経産牛の部では、昨年度の茨城県ホルスタイン共進会で、惜しくも準名誉賞に終わったひので酪農荒井裕一郎氏が、雪辱を果たし名誉賞に(BWショウでは、前回に続き連続での名誉賞受賞)、準名誉賞は、本年度前期の牛群審査で89点を取得した美野里酪農朝倉修一氏の出品牛が、それぞれ受賞となりました。

 ここ数年、ショウは平日に行われておりましたが、本年は土曜日の開催となり、平成6年3月のショウ以来、約10年ぶりにジュニアショウも併せて開催し、かわいい出品者達に参観者から盛んな拍手が贈られました。
 また、日本農業実践学園からの14頭の出品をはじめ、鯉渕学園、茨城県立農業大学校など、当県の酪農を担っていく若き精鋭達の、意欲ある出品も目立ってきております。栃木全共まで残すところ2年を切りました。上位入賞を果たしたく、当会といたしましても更に尽力していきたいと存じます。皆様方のあたたかいご支援ご協力のほど、今後ともよろしくお願い申し上げます。