「ローズW−2」は、「ローズW−1」の後継系統として、平成8年度から茨城県畜産センター養豚研究所(当時は茨城県養豚試験場)において造成を開始しました。
 6年間(1世代1年更新)6世代にわたり閉鎖群で育種を行い、平成15年3月に造成が完了し、同年7月に(社)日本種豚登録協会豚系統登録委員会で大ヨークシャー種系統豚「ローズW−2」とて認定されました。
 「ローズW−2」は、産肉性に優れ、肢蹄は強健で、中躯の伸びは中程度でありますが深み、幅に富み、後躯の充実した系統豚です。
 「ローズW−2」は、本県の銘柄豚肉であるローズポークの基礎豚として、さらには、高品質豚肉生産の基礎豚として広く利用され、本県産豚肉の品質向上に貢献することが期待されています。