平成15年8月26日岩間町にある茨城県農業総合センター研修室において茨城県たい肥利用促進協議会(会長 茨城県畜産協会会長 廣木 f)が開催された。
 当協議会は、たい肥センターにおける良質たい肥の生産及び流通・利用の促進を図り、地力の増進及び環境と調和した農業の健全な発展に寄与することを目的とし、平成13年3月14日に設立されたものである。
 畜産協会の荒木昭雄専務や県畜産課の中里孝二課長補佐から平成16年11月1日から適用される「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」に向かって、素掘・野積み解消や堆肥化施設整備の巡回指導を行っていること、土作り・たい肥斡旋体制の確立のためのワーキングチームを畜産・耕種で立ち上げ活動している事が報告された。
 事業として協議会の開催・たい肥センターの運営に関する情報の収集提供・堆肥の利用情報に関する普及活動・良質堆肥生産技術の普及啓発・堆肥センターにおける堆肥生産コスト低減のための調査分析指導等の事業が検討された。
 また協議会に続いて、講師に茨城町(有)丸エビ倶楽部 代表取締役社長 海老沢衛氏を迎え「良質堆きゅう肥等の利用による土づくり」と題して講演をいただいた。