先頃、水戸市の茨城県JA会館で指定獣医師の方々を対象とした推進会議を開催した。
 指定獣医師とは、茨城県畜産協会が茨城畜産の発展を図るため各種の予防注射事業の実施や疾病の発生動向等の情報提供を特にお願いしている先生方をいいます。当日は、茨城県畜産課をはじめ県内の4家畜保健衛生所長の方々や茨城県獣医師会並びに指定獣医師17名の出席がありました。
 会議では、指定獣医師として地域での家畜疾病情報提供のあり方の検討をはじめ地域によっては養豚農場、指定獣医師、市町村が密接に連携協力し合い疾病発生の早期把握に努めている事例等も報告され会議早々から熱気を帯びたものとなりました。
 また、家畜保健衛生所長からは、西ナイルウイルスの話題提供の他、畜産協会からも豚肉のFTA要請活動や家畜排せつ物法への取り組み等について紹介いたしました。限られた時間での会議でしたが、気がついたときには昼食時間をはるかにオーバーしてしまったほどでした。
 今回参加された獣医師の方々は、優れた技術と気力で本県畜産の屋台骨を支えておられる人であり今後とも本県の畜産発展に御尽力いただけるものと思います。